抜群の安定感!エンドルフィンプロであなたも厚底デビューしませんか?

とうとう手に入れました!!その名もエンドルフィンプロ

2020年の7月頃にアメリカのスポーツブランドサッカニーSauconyから発売されたエリートランナー向けのランニングシューズです

再販されては即売り切れという状態がずっと続いていたのですが、21年1月末にはカラーバリエーションも増えて再販売!

とうとう私も手に入れることができました!!

今日はそんな大人気商品のエンドルフィンプロについてご紹介しようと思います!

まとめると

カーボンプレート入りシューズのメリットはそのままに、不安定感というデメリットを取り除きました!ただその分ちょっと重くなってます

といった感じのシューズです

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サッカニーって聞いたことないけど

Saucony と書いて「サッカニー」と呼ぶようで、私も今回初めて呼び方を知りました(今まではサウコニー?とか思ってた)

こんなスニーカー見たことないですか?

サッカニーの歴史は長く1898年に創業したアメリカの超老舗企業!

アシックスでさえ1949年に創業ですのでそれよりもさらに50年も昔になります

日本での知名度はあまり高くありませんが、アメリカの2020東京五輪マラソン代表のモリー・サイデル(Molly Siedel)という契約アスリートもいる信頼できるメーカーです

サッカニーの日本の総代理店はABCマートとなっているので、サッカニーのシューズは基本的にはABCマートでの購入が基本となります

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エンドルフィンプロ のスペック・サイズ感

スペック

サッカニー エンドルフィンプロ  FUTURE BLACK

いわゆる”カーボンプレートが内蔵された厚底シューズ”という、ここ数年のトレンドを取り入れた構造となっています

ミッドソールにはサッカニーのオリジナルのPWRRUN PB(パワーラン PB)というものが使用されています(白色の発泡スチロールのようなところ)

重量は27.5cmの実測で226g(HPはサイズ記載なしで213gでした)

ヴェイパーフライNEXT%やメタレーサーよりもやや重め、アディオスプロと同じくらいの重さといったラインでしょうか

メーカーモデル重さ
サッカニーエンドルフィンプロ 213g(公式HP/サイズ非記載)
ナイキヴェイパーフライNEXT%186g(参考記事/26.5cm)
アシックスメタレーサー190g(参考記事/27.0cm)
アディダスアディオスプロ 225g(公式HP/サイズ非記載)

サイズ感・履き心地

足を入れて最初に感じたのは、アッパーから踵回り、シュータンにかけて足を包む部分全てが柔らかくて気持ちが良い!

素材に伸縮性があるのとシュータンが内部で一体型になっているので包むこまれる安心感があります

私は通常27.5cmのレギュラー・ワイドを履くことが多いのですが、エンドルフィンプロについても27.5cmで大丈夫でした

やや小指が当たるような感覚がありますが、伸縮性があるのでそこまでストレスには感じません

シュータンが一体型になっているので包み込むような安心感がある

ヒールカウンターには補強材が入っていないので写真のようにぐにゃっと曲がります

踵回りがしっかり支えられていないので、エリート向けと言われる理由の1つですね

指で押すだけでもぐにゃっと曲がる

デザイン

エンドルフィンプロは何と言ってもデザインが他のメーカーとは違って個性的!

発売当初は「WHITE MUTANT」という定番カラーだけだったのですが、21年1月の再販では「BLACK」「FUTURE BLACK」が追加されて3色展開となりました!

WHITE MUTANTは可愛らしいポップなデザインですが、BLACKも加わって選択肢が増えたことで、より幅広い人に受け入れられそうですね!

私は派手なカラーリングが気に入ったのでFUTURE BLACK!!

実際に履いてみた

私が持っている厚底シューズはナイキの「ズームフライ フライニット」(以降、ズームフライ )しかないので、このシューズとの比較として記載させてもらいます(私がサブ3.5達成したのもズームフライです)

厚底シューズだけど安定感抜群

横方向のブレが少ない

エンドルフィンプロで走っていても横方向のブレに対する不安定感は少なかったです

今まで履いているズームフライはとても良いシューズなのですが、唯一気になる点は横方向の動きが入った時の不安定感

フライニットというニット調で踵回りも薄い作りとなっているので、カーブや折り返し、凸凹や段差では一歩間違えたら足をひねってしまいそうな感覚があります

一方、エンドルフィンプロでは踵回りもヒールカウンターが入ってないとは言え、ズームフライよりは厚めの作りになっており、足首周りの安心感があるように感じます

左:ズームフライフライニット 右:エンドルフィンプロ

アウトソールの幅が広い

前足部の横幅を比較するとエンドルフィンプロの方が5mm程度広い作り

これも安定感を出している1つの要因ではないかと考えています

左:ズームフライ フライニット 約10.5cm 右:エンドルフィンプロ 約11cm

ミッドソールが沈み込まない

ご覧のようにミッドソールPWRRUN PBがどっしりと盛り込まれているので、厚底シューズならではのクッショニングは文句なし!

厚底クッションで心配なのが、接地してから沈み込みによるレスポンスの悪さと不安定感(ぐらつき)ですが、私は全く気になりませんでした

ヴェイパーフライNEXT%では、「沈み込む時の左右のぐらつきが生じるので上級者向けのシューズだ!」と言われることが多いのです

エンドルフィンプロはそこまで沈み込む感覚がないので気にしなくても大丈夫では?というレベルに感じます

ヴェイパーフライNEXT%との比較はできませんが、厚底シューズとしての癖のなさについてはシューズレビューで有名な「HAGIRUNちゃんねる」でも紹介されていますのでそちらも見てみてください!

マジで衝撃的なシューズ!! 「エンドルフィン プロ」ナイキ ヴェイパーフライ ネクスト%を超える可能性があるぞ! 【SAUCONY/サッカニー ENDORPHIN PRO 】

 

ピッチよりはストライド向け

カーボンシューズはピッチ走法向きではない”というのが通説とは思いますが、エンドルフィンプロも通説どおりストライド向きかなと思います

直立した状態でつま先方向に体重を載せると、前に転がるいわゆる”ロッカー機構”は搭載されています(コロコロと転がってピッチを上げてくれる、というやつ)

ただ実際に走るとミッドソール+カーボンプレートの反発力があるので、ピッチを刻むよりもストライドが伸びた状態で走る方が気持ちよい

ストライド走法となるとある程度のスピードが必要となってくるので、このシューズの恩恵を受けようと思うのであれば一定以上のスピードで使用する理想と言えそうです

余談ですが、カーボンプレートシューズが上級者向けと言われるのは、スピードがない状態で使用しても恩恵が受けられず、初級・中級者の場合は安定感・耐久性を犠牲にしているというデメリットだけを享受してしまうからなのかもしれません

このエンドルフィンプロは”安定感・耐久性を犠牲にしているというデメリット”が小さいので、他のシューズに比べて幅広い人に使用できるのでは?と感じます

まとめ

カーボンプレート入りシューズのメリットはそのままに、不安定感というデメリットを取り除きました!ただその分ちょっと重くなってます

キャッチフレーズ(にしては長いけど)としてはこんな感じでしょうか

厚底カーボンシューズを使いたいけど、履きこなせなかったら嫌だな・・・と不安な方にはおすすめできる癖の少ないシューズだと思います

ぜひお手にとってみてください!

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