こんにちは!てつです!
2020年12月13日に開催された伊豆トレイルジャーニー(ITJ)に参加してきました!
ITJの概要については、こちらの記事に記載しているので読んでみてください!
今回は、この大会での私の日記になってますので悪しからず・・・
大会前日
移動・受付
大阪住まいのわたくし
前日受付は静岡の三島駅で行うため、慣れないこだまに乗って新大阪から向かう
今回はGo to トラベルを使って新幹線・宿セットを予約したので、大阪からの往復新幹線とホテル2泊で26000円(+6000円の地域クーポン)という破格の交通・宿泊費
車を持っておらず1人で参加するには交通費がネックなので非常に助かった
受付は12:30からで事前予約していたが、会場には12:00くらいに着いてしまったのでしばらくぶらぶら
受付会場は三島駅から徒歩1分の”楽寿園”
入り口にはITJの写真撮影ブース
久しく大会に参加していなかったので(最後に参加したのは20年2月の別府大分マラソン)大会前の高揚感に久しぶりにわくわくする
ただ、ピンで参加しているので写真を撮ってもらうのは恥ずかしいなぁ・・ということでステージだけぱしゃっと撮っていそいそと受付へ進んでいった
受付のそばにはコースプロデューサーの鏑木毅さんがスタッフと歩いていた
トレイルは著名なスタッフ・選手の方がそこらへんをフラフラ歩いているのでおもしろい
受付はコロナ対策として密にならないように受付時間を各自事前予約していたので、混雑することはなく並ぶことなくスムーズに実施
入り口ゲートで検温をして必携品をいざ確認!
と思ったらチェックは4品(レインウェア・ライト×2・バックライト・手袋)のみ
なんでも本番の天候がそこまで悪くなさそうということで、必携品の中から確認項目をピックアップしたそう
ライトの点灯確認でドキドキしながらチェックを受けてOKをもらって受付完了!
5分くらいであっさりと受付は終わってしまった
ちなみに今大会のノベルティはノースフェイスのソフトフラスク400ml
物販:アウトドアエキスポ
基本的には、ギア・行動食系のショップが多数出展
今回の大会のためにウィンドシェルとかベースレイヤーとか揃えたけど、ここで買ったほうがいろいろお買い得に買い揃えることができたんじゃない?
関西人にとっては”さかいやスポーツ”って全然なじみないんですけど、有名なんでしょうか・・・
私は、OLENOというスポーツソックスブランドの5本指ソックスを購入
グリップのラバーが一般的なソックスよりもがっつりと入っている
今回の勝負シューズはHOKA ONE ONEのTORRENTだが、割とワイドな作りなので滑り止めソックスは効果的な気がする!
ということでぶっつけ本番でOLENOのソックスを装着することに決めた
今回はサングラスを持って来ていなかったので、goodrのサングラスを買おうかと思ったが店員さんがイケイケな感じの方だったので尻込んでしまった
こういうとき、隠キャは損をしているような気がする(トレラン界隈は明るく元気な方が多いのがマラソンとの違いだと感じる)
三島散策
この日は三島に宿泊
ただ、チェックインは15時からだったのでホテルに荷物だけ預けてお昼ご飯へレッツゴー!
三島といえば・・・うなぎ!
というのは知らなかったけれど、うなぎが有名なようなので私レベルでも入店可能な手頃なお店を探す・・・
高田屋 というお店は比較的手頃で、お店も広々としていて良さそうだったのでいざ入店!
贅沢に3/4切れの鰻が入った上のうな重を注文
これで明日のレースも安泰である
スタートまで
夜中・起床
前日はお昼からうなぎを食べて贅沢をしたので、夜はコンビニのナポリタンをホテルで食べる
スタート会場へ移動するためのバスが夜中3時に出発するので、19時からのITJ前夜祭をYoutubeで聴きながら布団へ潜り込む
エアコンを入れると部屋の乾燥が半端なかったので濡れタオルを干して寝た(起きたら乾いてた。どんだけ・・・
絶対寝坊だけはできない!
という思いが強すぎたのか2時間起きに目が覚める。寝たい・・・寝たい・・・
・・・
結局夜中の1時に起きてだらだらと準備を始めることになった
あまりお腹は空いていないけれど朝ごはん(夜食)はサンドウィッチとコーンスープ
そしてレース前のエチケット?としてトイレで余分なものを出そうとするがなかなか出ない
2週間前からビオフェルミンを飲み続けていたのに肝心なところでお腹のリズムと私の気持ちが合っていないよう
とはいえバスの出発時間も近づいて来たので、無念とばかりにホテルを出発した
バス移動・現地準備
バスの出発地点にはどこにみんな隠れていたのか!?というくらい人が並んでいた
こんなことならもう一発トイレに駆け込んでもよかったな〜と後悔する
バスに乗ったらスタート地点の松崎新港へ向けて約1時間30分の旅路
バスの中では寝てる人が大半なのに、照明は煌々と点いている
運転手さん気をきかせてくれ!と思いつつ高速バスではないので仕方ないか・・とか考えていたら眠りについていた
松崎新港に着いたのは午前4時45分
海風がやや吹いているが凍えるほどの寒さではない
朝ごはんで残っていたおにぎりを食べて野菜ジュースを飲んだ(野菜ジュースは出発前に飲むべきだった)
準備万端
あとはトイレで余分なものを出すだけ。ということでトイレに向かうと大量の行列
スタート10分前まで並んでいて果たして間に合うのか!?
結局、スタートの直前3分前に定位置にたどり着きカウントダウン
心の準備もできないままの慌ただしいスタートとなった
スタート〜こがね橋エイド(26km地点)
スタートしてからしばらくはアスファルトの登りを走る
30分くらいで暑くなって来たのでウィンドシェルを脱いで”ベースレイヤー+Tシャツ+アームカバー”姿になる
今年は暖かい環境でのレースになりそうで寒がりの私にとっては助かったと思いながら気分的には上々のスタート
ちなみに腹冷え対策には山と道のAlpha Haramakiという腹巻きを導入した
9.7kmの宝蔵院に到着したのは7:10頃、当初の想定では7:30くらいだったのでやや巻き具合のペース
レースの序盤は飛ばし気味になってしまうので飛ばしすぎないように気をつけながら前半を進んでいく
宝蔵院を通過してトレイルに入るとシングルトラックになるので基本的には追い越しは難しい
しばらくは前に合わせて登り・トレイルを走っていくのがもどかしく感じたが体力の貯金と思って自分を落ち着かせる
八瀬峠を越えたあたりから幅の広い砂利道を10kmくらい?走り続けることになる
くだり気味の区間が長かったが、前半飛ばして痛い目に合うことが多かったので自重気味に走る
下りで抜かれて、のぼり・平坦で追いついて・・・という感じで走り続けていると1つ目のこがね橋エイド(26km地点)に8:56到着
このエイドでは櫻葉餅が食べられるということで美味しくいただいた
いわゆる桜餅で甘さと塩っけが絶妙
無限に食べたかったが何個も取るのは憚られたので1つだけ食べてぐっとこらえてエイドを後にした(といいつつ1つだけテイクアウトさせてもらった
こがね橋エイド〜仁科峠エイド(40km地点)
こがね橋エイドの到着予定は9:30だったので想定よりも30分巻いている状態
ゴール所要時間を12時間に設定していたが、目標を10時間以内へと変更した
改善方向の見直しとはいえ自分の実力が正確に把握できていない証拠だ
こがね橋エイドから30km地点の二本杉峠まで登ったら仁科峠エイドまではフラット気味なトレイル
前方にはトレイルに慣れていそうな女性が走っていたので遅れないように着いていく
まだ体力には余裕がある
体力があると飛ばし気味になる悪い癖が発動して気持ちよく走り続けてしまい、前にいた女性も交わして走りを進める
ちなみにこの女性は最終的には私よりも20分以上早くゴールしていた(悔しい
樹林帯のトレイルを走り続けると仁科峠に近づくにつれて視界が拓けていく
樹林帯を抜けると笹薮のトレイルと遠くに佇む富士山がどどーんと現れる
長い間コロナのせいで溜まっていた鬱憤を最高の景色とレースを前に皆爆発させていた
みんながはしゃぎながらトレイルを駆け抜ける
隠キャの私も一緒にはしゃいだ
仁科峠エイド〜土肥駐車場エイド(51km地点)
仁科峠のエイドには11:10頃に到着
当初の予定では12:30だったので10時間以内に向けて着々とタイムを縮めている
ここではしっかりと休憩をとった
ご当地の”塩かつおうどん”を食べ、ドーナツを食べ、メダリストの粉末でクエン酸たっぷりのスポドリを飲む
クエン酸の酸味が体中に染み渡る
のんびりと休憩していたら15分くらいエイドに止まっていた
ちょっと休みすぎた
体も冷えて来たのでウィンドシェルを来ていそいそとリスタートするが、エイド前には感じていなかった足の重さ・ふくらはぎのつりを感じる
座り込んで休んでしまったのがよくなかったようだ
エイドを出て風早峠という某アニメを彷彿とさせる峠を越えるころには少し回復
冷えて体が硬くなる→動いてほぐれる という流れだったのだと思う
風早峠を越えて下り基調のトレイル・ロードを走っていくと、土肥駐車場エイドに向かう登りが再び始まる
この登りはロードで2kmくらいあってしんどかったが1歩ずつ走り続けることを意識した
追い抜いた方から”ファイト”と応援をもらった
レース中に他の方と鼓舞し合うくらいの余裕は持ちたい
本当の”強さ”というのは、辛くても明るかったり、他人に声をかける余裕があったり、そういうところに出るような気がする
土肥駐車場〜ゴール
土肥駐車場エイドには13:10頃に到着
当初の予定の14:30よりは余裕があるが仁科峠エイドからは時間短縮はできず
ここでも仁科峠と同じように座り込んでしまったのでまたまたリスタートでしんどい思いをする羽目になった
エイドを出発したら絶景スポット達磨山に向かっての登り
仁科峠以降のコースとなる伊豆山稜線歩道は見晴らしがよく景色は文句なしだが木段のアップダウンが多い
この時点では膝・股関節の痛みが出始めていた
達磨山を越えて以降は下り基調のコースとなっているので、足の痛みを庇いながら走る
結局このレースで痛めた膝・股関節は2週間経過した現在も完治せず
思っていたよりもダメージを受けていたようだ(もしくは歳のせいか!?)
58km地点の達磨山レストハウスには14:20頃に到着
残り8kmのくだり
10時間以内(16:00まで)のゴールはほぼ確実だ
こうなると当初の目標を達成できそうとはいえ、欲張りなもので少しでも上を目指したくなる
9時間以内(15:00)までのゴールも目指したいが、この足の状態で5’00/kmで残り8kmを刻むことはほぼ不可能
行き当たりばったりでここまで来てしまったので仕方ないが、事前に9時間以内を目標にしていればエイドの過ごし方などもう少し変わったかもしれない
自分の力を適切に把握しておくことは重要だと改めて感じた
最後は66kmのゴールに向かって満身創痍の体を奮い立たせてゴールを目指す
初めてのミドルのトレイルレース
最初はとりあえず完走というところで考えていたが、思っていたより走れることに自信をもてた
今度走るときはもっと早く走りたい
まだゴールもしていないのに次の事を考えている
今までのように大会が開催される世の中にもどって欲しい
何より、こんな時勢の中、大会を開催してくれたスタッフの方に感謝しかない
やっぱりトレイルレースは楽しい
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