OSJ山中温泉トレイルレース2022のレース紹介を前回行いました
完走率31%の厳しい大会でしたが無事完走!
今回は、大会での装備や補給状況そして秘密兵器?についてご紹介したいと思います
ミドルからロングレースだと経験値で自分に合ったものが徐々にわかってくるので面白い
紹介といいつつ自分のための記録になるかもしれませんがその点はご容赦を
服装
服装は以下
モノ | メーカー | 備考 | |
Tシャツ | ノースリーブのシャツ | サロモン | 良い |
パンツ | エンデュリスレーシングショーツ | ノースフェイス | ポケットたくさんで便利 ベタつかない |
ザック | Eklipse 12L | Instinct | 使い慣れている |
ベースレイヤー | ドライレイヤー(ノースリーブ) | ファイントラック | 暑かったのでなくても良かったかも |
インナー | エアリズムパンツ | ユニクロ | × めっちゃ蒸れる |
靴下 | 5本指ソックス(滑り止め付き) | Yamatune | × 最後母子球に豆 滑り止めの形状に癖がある |
シューズ | スピードゴート5 | HOKA | 良い |
キャップ | ダックビル | Patagonia | 良い(これしか持ってないだけ) |
カーフ | cw-xのやつ | cw-x | 良い(多分) |
手袋 | 指なしサイクルグローブ | shimano | 夏は指なしがよい ポール使う時必要(手荒れする) |
アームカバー | c3fitのやつ | c3fit | 大日山の途中で外した |
テーピング | 膝/Vテープ | ニューハレ | お守り的に。最後まで剥がれなし |
レイン上 | ピークドライシェル | モンベル | 不使用 |
レイン下 | トレントフライヤー | モンベル | 不使用 |
ウインドシェル | コアエアシェルフーディ | MHW | 不使用 |
良かった点
シャツ
この日は暑くなる予定だったので上はTシャツではなくノースリーブにしたのが大正解!ベースレイヤーも来ていたけれど、汗冷えを心配する場面が無かったのでなくても良かったかも。
パンツ
ノースフェイスのマルチポケットタイプのパンツ。腹部に携帯、ジェルのゴミ、手袋やアームカバーなどが収納できて困った時の収納場所として利用した。
汗をかいても肌離れがよくてサラッとしていたのも気に入ってる
シューズ
スピードゴート5はロード/トレイルどちらも調子良かった。紐の結び直しは序盤で1回のみ。
スピードゴート4はアッパーが硬くて試着段階で無理だったけれど、5はメッシュ系の生地になったのでクセもなく履きやすかった。
失敗した点
靴下
母子球付近に豆ができたのは靴下の滑り止め形状が原因と思われる。ミドル以上は滑り止め無しも選択肢に入れたい
インナー
エアリズムのパンツは選択ミス
5kmくらい走ったときは良いと思ったが、濡れた時の蒸れがひどく乾きも悪い。レース後の股関節周りの汗疹がひどかった
冬はメリノウールで、真夏のインナーはどうしたものか・・・
装備/携行品
モノ | メーカー | 備考 | |
ポール | トレランポール13.6 | SINANO | ポールは悪くない |
ライト | SEO 7R | レッドレンザー | 使用時間短いのでヘッデンのみ |
マイカップ | よくあるやつ | サロモン | |
ゼッケンベルト | 2XUのやつ | 2XU | 背面は安全ピンを使う |
エマージェンシーキット | - | - | ジップロックに集約 |
胃薬 | 恵命我神散 | ー | Twitterで話題になっていたので採用 |
胃薬 | 太田胃散 | ー | |
足つり防止 | 芍薬甘草湯 | ー | |
足つり防止 | PRローション | ー | 後述 |
良かった点
胃薬
Twitterで話題になっていたので恵命我神散を常備。胃腸トラブルが起こった後半にジェルと一緒に摂取したらだいぶマシになった。気持ち悪くなる前に予防的にもしくは不調の兆しが見えた時点で早々に摂取した方がよい。袋粉末で面倒くさいけれど面倒くさがらないこと
足つり防止
後述するが、このローションのおかげか大会中の足つりの兆しは全く無し
ローションが効いたのか、強度が小さかったからなのか、明確な理由はわからない
失敗した点
ポール
大日山の登りから使用。
ポールワークが下手でポールに体力を預ける場面が多かったからか、上半身もフル活用
その影響?か序盤で胃腸が弱ってきたが、暑さの可能性もあるので因果は不明
なんだかんだ、大日山以降はポールを使わなかった
※ポールは悪くない
補給戦略と実際
携行分 | 摂取分 | 備考 | |
マグオン | 3 | 1 | 後半は気分的に無理 |
KODA | 2 | 1 | 後半は気分的に無理 |
アミノバイタルRED | 1 | 1 | |
ハニーアクション | 1 | 1 | |
GU リキッドエナジー | 2 | 2 | ドリンク気分で飲めて良い。アメリカンな味付け |
GU エナジーチュー | 2本 | 2本 | 8粒/本 甘ったるいがちびちび食べられるのが良い |
ANDO | 3 | 2 | ドリンク気分で飲めるあんこ |
黒糖わらび餅 | 1 | 1 | |
ウルトラミネラルタブレット | たくさん | 2粒 | 最初のフラスク分だけ |
コーラ | ー | 1L | 後半の栄養源 |
水羊羹? | 1 | エイド食 | |
うどん | 半分 | エイド食 |
失敗した点
計画では1時間に1個ずつなにか摂取+エイドの補給でエネルギーを賄おうと考えていたが、当日朝においなりさんを食べすぎてしばらく胃の中に残る
序盤の2,3時間は水分摂取のみ。食べ過ぎダメ絶対
ジェル(マグオン、KODA)
胃腸が不調だと感じた瞬間、気分的に食べたくなくなる。無理して食べれば栄養源になるだろうが、過去の自分の経験をみてもレース序盤しか食べられないと思われる。
水に溶かす作戦は試したことがないので、試す余地はある。
良かった点
GU リキッドエナジー
今年から日本で発売開始されたもの
一般的なジェルと比べてさらっとしており、水分補給の気分で摂取できる。ジェルは嫌だったがこのリキッドエナジーは食べることができた。
60gで95kcalと、一般的なジェル(マグオンなど)よりは重さあたりのエネルギーが非効率だが、摂取できないよりは遥かにマシ。今後積極的に採用したいと感じた
GUエナジーチュー
小粒の柔らかいグミが8粒入っている。1粒20kcalでメーカー推奨は45分ごとに4粒(=ジェル1本)。
自分は食欲がなかったので、2粒ずつをちびちび食べたが悪くない印象。
袋をぎゅっと押せば、するするっと出てくるので意外と食べやすい。
432円/本 なのでジェルと比べたら少し安い
ANDO
Twitterで知ったもの。ざっくりいうと飲めるあんこ。1袋で100kcal。
ジェルのような甘ったるさも無いので、飲むテンションで摂取可能。
こいつも後半食べることはできた
コーラ
エイドで提供される度に片方のフラスクに満タンにした。(もう片方は水)
胃腸が弱っている時にちびちび飲みながらエネルギーを補給。最後まで嫌な気持ちが全く無い。
炭酸でフラスクがパンパンになるので序盤は適宜エア抜き必要。
足つり対策
今回のレースでは足が攣りそうになる場面は全く無し!
後半はあまり走れず負荷が少なかったのも影響しているかもしれませんが、Twitterで話題になっていたPRローションを導入してみました!
主成分は重曹(重炭酸ナトリウム)。詳細な作用は、本家(イギリス)の英語サイトの方に記載がありました。
私のざっくりとした理解では
- ・皮膚に塗ることで体内が酸性に傾くのを中和してくれる(H+が増えるのを抑制する)
- ・ナトリウムの摂取により、水分を保持できる
経口摂取の場合、胃腸トラブルを招きやすいというデメリットがあるのを、経皮吸収にすることでカバーするといった感じでしょうか。
ローションは『レース1時間前』と『51km地点のCP3(9時間後くらい)』のタイミングでお尻・太もも・ふくらはぎの前後ろに塗りました。
これが効果あったのかは分かりませんがお守り的な感じで、今後のレースでは使用していこうかなと多います。
まとめ
良かった点、失敗した点をつらつらと記載しました
胃腸トラブル、足つりトラブルがあると一気に走れなくなるのが怖い
- ジェルはGUリキッドエナジーを中心にする
- 胃腸薬は予防的に摂取する
- PRローションをお肌に塗る
この3点は次回のトレラン大会でも継続して実行してみようと思います
ご参考になることがあれば幸いです
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